譲渡所得

店舗を借りて商売をしていましたが、最近明渡の要求があり、立退料を貰うことになりました。この立退料は、譲渡所得の対象になるのでしょうか。

事務所や店舗などを賃借している個人が、その店舗などの明渡をし、立退き料を貰った場合は所得税の対象に含まれます。
この立退き料は、その内容から以下の3つの性格に分けられ、各その所得区分は以下のようになります。
(1)資産の消滅の対価補償の性格が強いもの:家屋の明渡をして、消滅する権利に対する額数の相当額→譲渡所得の収入金額になります。
(2)移転費用の保証金の性格が強いもの:立退きの時に必要な移転費用の補償金額→一時所得の収入金額になります。
(3)収益補償的な性格が強いもの:立退きと共に、対象の家屋でやっていた事業の廃業や休業による営業上収益に対する補償金額→事業所得の収入金額になります。

関連記事

  1. 店舗と併用して使用していた住宅を売却することになりました。この場…
  2. 譲渡所得税を納めるための申告はいつ行えばいいのでしょうか。
  3. ゴルフ会員権を売ることになりました。その対価に関する譲渡所得につ…
  4. 法人に出資する手段として不動産を譲渡しました。この場合の所得税法…
  5. 地方公共団体に財産を寄附しようと思っています。この場合の譲渡所得…
  6. 金地金を売却しました。この場合の譲渡所得の仕方について教えてくだ…
  7. 土地などの貸付によって権利金を受けることになりました。この場合の…
  8. 店舗用と居住用が一体となっている住宅を買い換えることになりました…

おすすめ記事

  1. 譲渡担保で資産を移転した時の譲渡所得はどのようになるのでしょうか。
  2. 金地金を売却しました。この場合の譲渡所得の仕方について教えてください。
  3. 資産の中で譲渡所得の対象に含まれるものの課税方法について教えてください。
  4. 店舗用と居住用が一体となっている住宅を買い換えることになりました。この場合に受けられる特例にはどのようなものがあるのでしょうか。
  5. 譲渡所得税を納めるための申告はいつ行えばいいのでしょうか。
  6. ゴルフ会員権を売ることになりました。その対価に関する譲渡所得について教えてください。
  7. 店舗と併用して使用していた住宅を売却することになりました。この場合に受けられる特例にはどのようなものがあるのでしょうか。
  8. 法人に出資する手段として不動産を譲渡しました。この場合の所得税法上での扱いはどのようになるのでしょうか。
  9. 土地などの貸付によって権利金を受けることになりました。この場合の譲渡所得はどのようになるのでしょうか。
  10. 離婚によって建物を譲渡することになりました。この場合の所得税の扱いについて教えて下さい。
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
PAGE TOP